NETFLIXを1ヶ月だけ契約2026年04月04日 13:49

1ヶ月ほど前になりますが、3月に行われたWBC(侍ジャパン)を見るために、その独占放映権を取得したNETFLIXに加入してみました。まさか、日本において野球がテレビ放送で見れなくなるとは思っていませんでした。初月の半額割引があることや1ヶ月で解約できることから、まあいいか、と思ったのですが、WBC以外にもオリジナルドラマや無料では見れない配信があれば見てみようという目的もありました。具体的には、3/2に通常料金1,590円(スタンダードプラン)のところを初月795円で加入登録しました。日本はベスト8で敗退したので、WBCを見た時間は思ったよりも短かったのですが、その分、映画やドラマなどを、やはり元を取ろうと、可能な範囲で見ました。なお、今のテレビは昨年、前のが壊れて買い替えたもので、NETFLIXなどのインターネット映像配信サービスのアプリが使えます。
現在、有料放送および配信を行っているWOWOWにはもう20年以上加入しています。これはヨーロッパサッカーやテニスの国際大会などを見るためでしたが、これらの放映権も必ずしもWOWOWが取れなくなってきていますので、はっきり言って元を取れていない感覚です。
さて、先日解約し、1ヶ月視聴しましたが、アニメは見ないし、BTSも興味ないし、最近の話題の作品は理解できないし、困ってコロナの頃に流行っていた「愛の不時着」という韓国ドラマを見てみました。16話まであるので、WBCが終わった後の期間を消化するのに十分なボリュームでした。ラブストーリーということより、主人公2人のやり取りや表情、中隊長(男の主人公)の特徴ある部下たちの笑いを誘う会話、本当か嘘がわからない北朝鮮の日常などを面白おかしく見ることができました。日本語吹き替えもありましたが、オリジナル音声と字幕で、本人の声と現地の表現(に近いもの)を楽しみました。
こんなのんきなことを言っている世の中の状況ではないのは十分承知していますが、よくわからない1庶民に言えることは、大国(2ヶ国を念頭に置いています)の論理で戦争を開始されるのはどうかと思いますし、それがその大国の1大統領によって(影の支配者がいない限り)決断されていることに疑問と懸念を持ちます。


高齢者講習(続編)2026年04月02日 18:17

一昨日、高齢者講習に近くの自動車学校へ行ってきました。同じ時間に受講したのは、もちろん、高齢者ばかり10名程度です。最初に実車指導というのがあり、助手席に教官を乗せた教習車(軽自動車だった)を運転し、教習コースを教官の指示通りに、交通ルールに則って進みます。その運転を見て、教官が特徴や癖を指摘します。私の場合、「右(中央)に寄り過ぎる、特に曲がるときに寄り過ぎる、もっとキープレフトを意識して」「ときどき片手運転する癖がある。いざという時対応できないので必ず両手でハンドルを握るように」「交差点で一時停止はきちんとしているが、左右確認が足りない。最後にもう一回確認するように」との指摘がありました。要は、ちょっと横着な運転をしている、ということかと感じました。反応が鈍くなっているのに、横着してはいけませんね。気をつけたいと思います。なお、段差を乗り上げてすぐにブレーキを踏む検査は、我ながらすごく反応が良かったと思います。
自分が実車運転していないときは、部屋で交通安全のビデオを見ます。
そのあとは、静止視力検査(普通のランドルト環のもの)、動体視力検査(小さいランドルト環がだんだん大きくなってきて開いてる方向がわかったところでボタンを押す)、夜間視力検査(明るい光を見続けた後、光が消えて真っ暗になった後に出てくるランドルト環の切れている方向が見えたらボタンを押す)、そして視野検査(真っ直ぐ見た左右の目の外側の見える範囲の測定)でした。まあ、この年齢ならこんなもんだろうという結果でした。
以上の所要時間は2時間ちょっとでした。今回は、受講すれば終了証明書がもらえ、免許更新時に持参します。次は、75歳での更新ですが、その時は認知機能検査が加わります。この結果によっては認知症の診断が必要になり、免許の更新ができない場合もあるようです。ともかく、「頭・体が弱る → 外出しなくなる → 益々ボケる」の悪循環が生じないよう、これからも足腰の維持・柔軟性とバランスの維持・頭の維持に可能な限り努めたいと思います。


ミツバツツジと画像検索(続編)2026年03月28日 20:30

今日は晴れて暖かいので、また例のツツジを見に行きました。もちろん、まだ葉は出ていません。ただ、花の数が増えていて、おしべ5本のきれいな花がありましたので、これをカメラで捉えて、再度、グーグル画像検索をしてみました。すると、グーグル先生やりました。「ミツバツツジ」と回答します。しかも、その説明に「ミツバツツジはおしべが5本であることが特徴」と明確に理由が挙げられています。その写真はこれです。真ん中の先が白いめしべのほかに、長いおしべ3本と短いおしべ2本の計5本がはっきりとわかります。

ミツバツツジと思われるおしべ5本のツツジ

検索は、なんでもそうですが、その言葉や画像の入力が適切であればあるほど回答も適切であるということですね。あいまい検索、というのもありますが、やはり曖昧な回答が多いのではないかと思います。私も自分の入力の責任を他者に転嫁していました。ただ、葉を確認してから、最終同定といたします。

ミツバツツジと画像検索2026年03月28日 13:19

一昨日のピンク色のツツジ、見たときいくつかの名前が頭に浮かびましたが、その場ですぐ画像検索すると「カラムラサキツツジ」と出てきました。私が頭に浮かんだのは、ミツバツツジとか、アカヤシオツツジとかムラサキヤシオツツジあたりで、このカラムラサキツツジという名前は聞いたことがありませんでした。そこ(検索結果)に載っている写真は、ピンク色の花で葉の出ていないツツジであり、確かに目の前のツツジと似ています。家に帰ってからPCで詳しく調べてみると、カラムラサキツツジは、春の比較的早い時期に葉の出る前に咲き始めるツツジのようで、今日見たものと矛盾はありません。名前からわかる通り、中国原産で、日本では自生しないとしても、公園に植えられているものなら、あってもおかしくはありません。しかし、「おしべは10本」と書いてあります。撮影した写真(一昨日アップしたもの)を確認しても、5本程度しかありませんので、これではなさそうです。今のところ、有力候補は、最初に頭に浮かんだミツバツツジではないかと思います。しばらくしたら葉が出てくると思いますので、そのとき確定させることにしました。
これで、画像検索(Google)が役立たず、というわけではなく、今後も使わせてもらいます。ところで、おとといくらいのニュースでグーグルとメタがアメリカの訴訟で、SNS依存に陥ったのは運営企業の過失が原因だとして、2社に懲罰的賠償を含めて計600万ドル(約9億5000万円)の賠償を命じる評決を下した、というのがありました。これを聞いて、訴訟内容は少し違いますが、昔あったPL訴訟(製造物責任訴訟)を思い出します。もう何十年も前になりますが、アメリカで濡れた猫を乾かそうと電子レンジでチンした女性が巨額の賠償金を勝ち取った、というニュースを聞きました。さすが、訴訟大国アメリカだ、と思ったものでした。この訴訟は、実際にはないもので、PL法を皮肉ったブラックジョークだったという話ですが、実は私はつい最近まで本当の話と思っていました。ともかく、自分にも責任がありそうなのに、他者のせいにすることは、卑しい者だけでなく、偉い人もあるんだな、と思うきょうこの頃です(むしろ偉い人の方が多いかも)。

昨日スマホ撮影したソメイヨシノをアップします。雨の後、この日は晴れて暖かくなったので、ここは、満開一歩手前かなと思います。
ソメイヨシノ

高齢者講習2026年03月26日 21:03

今年は70歳、自動車免許の更新に高齢者講習というのが必要になります。
高齢者のペダル踏み間違いなどによる事故を毎日のように見ていると、自分もいつ免許を返上すべきか、というのを考えざるを得ません。最近は確かに、縁石に当てる、後方確認不足によるヒヤリ、などの兆候が出てきています。日常生活に必要ですし、車がなくなると益々行動範囲が小さくなり、ボケが進むような気がしますので、もう少し乗り続けたいとは思っています。それには、基本的なことをおろそかにしないように意識して運転したいと思います。来週、高齢者講習を受講する予定なので、終わったらこのブログでご報告したいと思います。
リタイア以降、コロナの予防接種とか、親知らずの抜歯以外ではあまりお医者さんのお世話にはなっていなかったのですが、昨年の秋から、ちょっと気になる体の不調で病院に行くことがあります。11月初旬、ときどき目まいとざわざわした感じの症状とが出ることがありました。ほんの数秒から10秒程度なのですが、そのとき脈も少し早くなる症状でした。ひっくり返るようなことはなかったのですが、少し吐き気も出てきたので、行きつけの病院に行きました。問診と血液検査をしましたが、人間ドックでもわかっていた貧血気味ということ以外にはよくわからず、吐き気を抑えるための胃酸抑制剤を処方されただけで、よくある「様子を見ましょう」となりました。確かに、薬を飲んだら吐き気は治まりましたし、目まいも徐々に起こらなくなり、年末の掃除もつつがなく終わりました。
ところが、今年2月の下旬、軽い立ち眩みの症状が出始めたかな、と思っている矢先、夕方に窓のシャッターを閉めようと立ち上がって歩いた時に、目の前が真っ暗になり、体の力が抜けて転倒(尻もち)してしまいました。幸いにも怪我はなく、そばにあった小さな電気ストーブ(OFF状態)が倒れてちょっとゆがんだ程度で済みましたが、こんなことは初めてなので自分でもびっくりしました。その後は、立ち眩みというよりも、座ったままでも、また、寝た状態でも頭がざわざわする感覚が数秒起こり、そのタイミングで立ち上がると足腰の力が入らない症状は出ますが、真っ暗になったり、ひっくり返ったりはなくなりました。ざわざわ感が出たときに身構えることができるのです。ただ、脳の病変ではないことを確認するために、念のため脳神経外科(内科)に行って、MRI検査をしてもらいました。やはり所見はなく、「様子を見ましょう」対応でした。そして、この症状も3週間くらいで出なくなったので、せいぜい、ストレス起因の立ち眩み、といったことなのかも知れません。
昨日からの雨は、今日の午後に上がったので、近くをウォーキングしました。まだ、ソメイヨシノは満開ではありませんが、とある小さな公園にピンク色のツツジが咲き始めていました。まずは、写真をアップだけしておきます。

ウォーキング中に見つけたツツジ


ミラノ・コルティナオリンピック2026年02月05日 17:42

イタリア在住の友人のブログに、「オリンピックの開会式でまだ1万席分が空席、チケットを1席分の値段で2席分を特売」が新聞のトップ記事だったと記載されていました。
開会式のスタジアムは、サッカーで有名なジュゼッペ・メアッツァ(ACミラン関係者およびそのサポーターはサンシーロと呼んでいるはず)なので、8万人ほど収容できると思われます。実質半額での販売ですが、友人はスーパーの閉店間際惣菜半額特売に例えていました。すでに買った人から苦情がでないのでしょうか?
昔、子供のころ甲子園に阪神巨人戦を親と見に行ったことがあり、その時いわゆるダフ屋から通常より高いチケットを買った記憶がありますが、試合開始時間が近づくにつれ、値が下がっていたと思います。試合が始まったら、正規価格より安く売っていたんではないかと想像しますが、まあ、これはダフ屋だからありなんだと思います。
あと、2002の日韓サッカーのとき、3試合のチケットを事前に買ったのですが、チケット完売、と言いながらも実際に当日はメイン側のいいところに空席が目立っていたのを憶えています。招待チケットをもらったけど観戦に行かなかった偉い人がいたのかな、とひねくれた見方をしたものです。また、日本の大阪万博もそうでしたが、開会になってもまだ工事が完了していない事態は、このオリンピックでもあるようです。
ともかく、私はスポーツ観戦自体は好きなので、日本人の活躍を楽しみにしています。
オリンピックの期間中に、日本では衆議院選挙がありますが、報道(ワイドショー)を見る限り、自民というか高市早苗(首相)が何故か人気が高く、どうも楽に過半数を超える勢いとのことです。私にはこの現象が信じられません。
今回は写真のない、とりとめのない記事になってしまいましたが、次回からまた写真をアップしたいと思います。

外式のコダクロームの現像について2025年05月31日 21:11

今回こそ、コダクロームの現像について書きます。コダクロームにはカプラーは入っていませんが、B、G、Rの各感光層があるのは内式のリバーサルフィルム(エクタクロームとかフジクロームとか)と同じです。カプラーが感光層に入っていない分、層を薄く設計でき、これにより高い鮮鋭度を得ることができるのがこのフィルムの特徴です。その現像ですが、反転するためにまず第一ステップの黒白現像をするのは内式と同じです。ここからが外式ならではの複雑な(面倒な)処理になります。推測で書いているところもありますので、間違っているところがあったら申し訳ありません。

それぞれの感光層にカプラーが入っていないので、現像液からカプラーを供給することになりますが、3色のカプラーがあるので、それぞれ別々に現像することが必要になります。第一ステップの黒白現像で残された未露光部分のハロゲン化銀は、3つの感光層別々に「感光」させるために、それぞれの光での「露光」をおこなうことになります(最後の層の現像は「かぶらせ剤」でもいいことになります)。

どの感光層から現像するかというと、実際には、R感光層から行うようです。R露光を行ったのち、シアンカプラーを含む現像液で処理します。R感光層の露光されたハロゲン化銀が現像主薬によって還元され、その時発生した酸化された現像主薬がすぐそばにあるシアンカプラー(感光層中に浸透してきたもの)と反応してシアン色素が形成され、その層に固定されます。なぜRから行うかは、想像ですが、一番下(ベースフィルム側)の層に画像が形成されても、その後の露光に影響を与えにくいからかな、と思います。
しかし、次の露光と現像は、何故か一番上のB感光層なのです。B露光をして、イエローカプラーを含む現像液で処理し、イエロー色素画像が形成されます。
最後の処理はG感光層ですが、ここは露光ではなく「かぶらせ剤」を使っているようです。現像液には「かぶらせ剤」とマゼンタカプラーと、そして現像主薬が含まれており、この処理によってG層にマゼンタ色素が生成します。もう、BもRも未露光のハロゲン化銀は残っていませんから、「かぶらせ」られるのは、Gのハロゲン化銀のみになります。最後は露光の必要がないので、先に上のB感光層の露光・現像処理を済ませてしまうのかもしれません。こうして、B、G、Rすべての層の色素画像が形成されることになります。あとは、漂白と定着で銀・ハロゲン化銀を除去すれば終了です。

これだけの手間をかける外式のコダクローム、メリットは上記の高い鮮鋭度以外に、カプラーをフィルム中に安定的に分散させておく必要がないので、そのカプラーの構造の選択肢が増え、結果的に色素の安定性(褪色しにくいとか)のメリットもあるように思います。


カラーリバーサルフィルムの現像について2025年05月30日 17:58

通常のカラーフィルム(カラーネガフィルム)は、先に書いたように撮影後に現像するとネガ画像が形成されます。
これに対し、カラーリバーサルフィルムは、撮影後に現像することで直接ポジ画像が形成されるフィルムです。従って、プリントする必要はなく、スライド映写機などで投影することで、写真を楽しむことができます。なお、反転ペーパーというのもあったので、スライドからプリントすることももちろんできました(ネットで調べたところ、残念ながら、今はもうこのペーパーも処理もなくなっているようです)。今は、スライドをデジタル化したのちに、デジタル的に光を反転させて通常のカラーペーパーに焼付けるようです。

話を戻しますと、カラーリバーサルフィルムには、一般的な内式(内型)と特殊な外式(外型)があります(ありました)。フイルムの感光層に感光材料としてのハロゲン化銀とカラー発色のためのカプラー(現像処理で色素になる)が入っているのが内式です。一方、外式には、感光層にカプラーが入っていません。どうやって発色させるかと言うと現像時にカプラーを供給します。

カラーリバーサルフィルムの現像は、カラーネガと少し異なります。カラーネガでは、露光された部分が現像されて発色するのに対し、リバーサルでは、「露光されなかった部分」を現像して発色させる必要があります。このために、現像は、黒白現像(銀現像)とカラー現像の2つのステップを必要とします。まず、黒白現像により、B、G、Rそれぞれの感光層の露光された部分のハロゲン化銀を銀に変えます。この段階で、露光されなかった部分のハロゲン化銀は銀にならずにそのままハロゲン化銀として残ります。
次にカラー現像のステップです。まずは内式のリバーサルフィルムについてですが、色素を形成するためのカプラーはフィルム中にあるので、ここからはカラーネガフィルムと似ていると言っていいでしょう。カラーネガフィルムと同様に、Bの感光層にはイエローカプラー、Gにはマゼンタカプラー、Rにはシアンカプラーが入っています。但し、第一ステップで、感光したハロゲン化銀がすでに現像されています。例えば青い光が当たったB感光層のハロゲン化銀は、第一ステップの黒白現像で銀に変わってしまっていますので、単にカラー現像を行うだけでは、B感光層のイエローカプラーは発色しません。感光していなかった部分を発色させるために、第二ステップのカラー現像液には「かぶらせ剤」、つまり未露光部分のハロゲン化銀を露光したのと同じ状態にするための化学物質が添加されているのです。そして、現像主薬も共存しているので、その「露光されなかった部分」のハロゲン化銀が、還元されて銀になり、同時に酸化された現像主薬がそれぞれの感光層のすぐそばにあるカプラーと反応して各色の色素が生成します。その後はカラーネガフィルムと同様に銀が漂白、ハロゲン化銀が定着(溶解)され、カラーのポジ画像が出来上がります。

すみません。長くなってしまったので、コダクロームの現像については明日書きたいと思います。

写真フィルムの現像について2025年05月29日 20:13

先日のブログ記事で、コダクロームの現像について書きます、と言いましたが、まずはそもそもの一般的な写真フィルムの現像について書いてみたいと思います。

写真フィルムの現像液には、主薬と呼ばれる還元剤が入っています。
黒白フィルムは、露光された部分のハロゲン化銀が現像されて(=還元されて)銀に変わり、銀の濃淡が画像、つまり写真になります(フィルムだけならまだネガ画像です。これを印画紙に焼付けて現像することで黒白写真ができあがります)。
なお、ハロゲン化銀は感光性物質であり、黒白写真では画像形成材でもあります。ハロゲン化銀は、元々は青い光(B)および紫外光に感度を持ちますが、緑(G)や赤い光(R)にはほとんど感度を持ちません。通常の撮影用の黒白フィルムは、パンクロフィルム(パンクロマティックフィルム)とも呼ばれますが、紫外から赤色の波長まで感度を持つように設計されています。ハロゲン化銀(粒子)の表面に、緑や赤の光を吸収する増感色素と呼ばれる有機化合物を吸着させて、これらの波長の光にも感度を持たせています。

通常のカラーフィルムにはB、G、Rのそれぞれの光に感じる感光層があることは、以前のブログ記事「True Colors 2」で触れました。そして、それぞれの感光層には、Bの感光層ならイエローカプラー、Gの感光層ならマゼンタカプラー、Rの感光層ならシアンカプラーが添加されています。
カラーネガフィルムの現像では、それぞれの感光層で露光された部分のハロゲン化銀が現像液(カラー現像主薬)によって還元され銀に変わりますが、このとき酸化された現像主薬がすぐそばにあるカプラー(Bの感光層ならイエローカプラー、Gの感光層ならマゼンタカプラー、Rの感光層ならシアンカプラー)と化学反応して、色素が生成します(同順で、それぞれイエロー色素、マゼンタ色素、シアン色素)。その後の処理によって、銀が漂白され、ハロゲン化銀が定着(溶解)され、カラーのネガ画像ができます。撮影後、写真店に出して同時プリントを頼んだ時に返却されるあのオレンジ色をしたフィルムです。カラーネガフィルム(ネガ画像)をカラープリントに焼付ければ、撮影した対象物と同様のポジ画像が得られることになります。

このようにカラーネガフィルムでは、比較的簡単な現像処理により、カラー画像を得ることができます。但し、フィルムではネガ画像が得られるだけなので、ポジ画像を得るにはプリントが必要となります。
次回は、フィルムそのものにポジ画像が形成されるリバーサルについて書きたいと思います。


35㎜スライドのデジタル化2025年05月26日 14:02

以前、昔の写真のデジタル化を考えたとき、スライドもプリントも複数枚を一度にデジタル化できるスキャナーを考えました。しかし、その価格やコピー画質、その後の補正などを考えると現実的ではないとあきらめました。そして、3年前くらい、退職後で時間ができたので再度検討しました。デジカメやPCの進歩(高画質化、高容量化、高速転送、画像処理の速度と高機能ソフトなど)により、素人でも割と容易にデジタル化できるようになっていました。あとは、機材を整えるだけですが、35㎜のスライドを等倍でデジタル化できるようにするために、フルサイズデジカメと1:1のマクロレンズ、スライドコピアは最低限必要になります。そして焦点距離(ワーキングディスタンス)を簡単に安価で合わせるために、何がいいかネットで探しました。
結果、フルサイズのデジカメを新たに買い(それまではキャノンの7D)、マクロレンズは新旧カメラに装着できるようにEF100mm2.8Lマクロを選択しました。そしてニコンスライドコピーアダプターES-1、ワーキングディスタンスと口径を調節するためには、ハクバのメタルレンズフードとマルミ光機のステップダウンリングを組み合わせて、下の写真のようにして等倍のコピー(デジタル化)を行いました。照明はLEDクリップライトを使用しました。最初に設定と条件が定まれば、あとはフォーカスを確認しながら、機械的に撮影していくだけです。撮影後は、トリミングと若干の補正、そして古いフィルムなのでゴミ・ほこりの処理に手間を要するものがありました。

スライドコピー

なお、記念写真としてたくさん残っていたプリント(カラーおよび黒白)については、三脚を使いプリントサイズに応じて距離を変え、雲台を真下に向けて撮影しました。