若き日の山21 GWの千枚岳・悪沢岳 ― 2026年04月15日 21:16
GWが近くなってきましたので、学生のころのGWの登山を書きたいと思います。
1978年のGWは椹島から千枚岳と悪沢岳に登りました。雪のある赤石岳を千枚岳・悪沢岳から撮影したい、という欲求からです。登山口は大井川の上流の椹島になります。椹島まで、このときどのように行ったかちょっと記憶が飛んでいます。「若き日の山3」のように金谷という東海道線の駅から大井川鉄道とバスでのアプローチもありましたが、車で畑薙第一ダムまで行き、そこの駐車場に停めたような気がします。そして、畑薙から椹島までは、この辺りを管理する東海パルプという会社の登山用マイクロバスを利用できたか、5時間近くかけて歩いたか、あるいは、たまたま通りかかった通行許可車に便乗できたかのいずれかです。
椹島ロッジが営業開始したのがちょうどこの年1978年で、宿泊客向け送迎バスの運行が翌1979年から、となっているので(特種東海製紙グループのHP参照)マイクロバスはまだ運行していなかったかも知れません。なお、東海パルプという会社の山林事業部を1979年に分社化してできたのが東海フォレストで、今は特殊東海フォレストという名前になっているようです。椹島ロッジや二軒小屋ロッジあたりはリニア新幹線開通に向けた工事で賑わっているものと思います。工事が大井川水系や南アルプスの自然に影響を与えないことを願います。
いずれにしても、たぶんテントを持参していたので椹島で1泊して、翌日、早朝に出発して6~7時間かけて千枚小屋に到着したと思います。これも記憶が曖昧ですが、おそらく、小屋に大きな荷物は置いて、千枚岳、そして悪沢岳に向かったと思います。たぶん、昼間だったので、アイゼンは装着しなくて済んだと思います。そして、千枚小屋から2時間弱で悪沢岳頂上に立ったと思います。頂上から撮影した赤石岳方面の写真が下になります。天気は良かったのですが、光線がなんとなくのっぺりとしてしまっています。展望が素晴らしいので、贅沢は言えません。フィルムはエクタクロームです。
千枚岳~悪沢岳の間で、ライチョウをよく見かけました。まず、雄です。
純白の冬羽から、首回りが黒くなり始めています。なわばりを主張しているのでしょうか、尾羽を立てています。次の写真は雄(手前)と雌です。つがいになるでしょうか。
そして、少し大きく撮れた雌です。登山では望遠レンズを持っていくことはほとんどありませんが、もしかすると100mmレンズは持って行っていたかもしれません。夏羽がまばらに生えてきています。
この雌がさらに前に進んでいきます。すると、その前方に雄がいました。両方を収めた写真が下です。つがいなんだろうな、と思います。しばらく、このままだったので、邪魔しちゃいけないと思い、そっと離れました。(十分お邪魔をしていますね)
千枚小屋でもう1泊し、次の朝、千枚岳まで登りました。下の写真は、千枚岳に着く前の日の出です。と言っても、雲があるので、少し日の出時間を過ぎていると思います。頂上めざし、急ぎます。
青空は出ていますが、朝焼けは・・・ありません。千枚岳付近で撮影した小赤石・赤石岳の山稜です。少し待ってもあまり変わらないので、戻りました。
小屋から下山します。ところどころ、展望が開けるところがあります。下の写真も、やっぱり小赤石岳・赤石岳の山稜です。天気はまたよくなってきました。
そして、長い下りを終え、ようやく椹島に到着ました。そこからは、更に長く思える林道歩きをしたんだろうと思います。椹島を出てすぐの牛首峠というところから赤石沢の向こうに赤石岳がきれいに見えます。
南アルプス、すなわち赤石山脈の盟主である赤石岳は、標高3120.5mであり、南アルプスでは北岳、間ノ岳、悪沢岳に次いで4番目の高さになります。
あとは、ひたすら林道を歩いて、駐車場まで戻り、安全運転で帰路に就きました。GW期間中でしたが、比較的空いている山旅でした。








