冬の野鳥1 オオマシコ(その2)2025年12月12日 17:22

先の野辺山は、観察範囲が広いため、その後オオマシコに出会えたのは数年後の1回だけです。オオマシコに次に出会った場所は、山梨中部やや東の有名な林道です。翌年の2009年の2月に初めて行きましたが、この頃は土日でもまだそんなにバーダーが多くはありませんでした。林道入り口からそんなに遠くないところの斜面で採餌していました。暗い斜面ではきれいに撮れません(まだ、最高感度ISO1600のエントリーデジカメです)。林道入り口から林道の最高地点まで歩いて2~3往復します。あるときは、採餌をやめて、カラマツの木の上の方で数羽が休んでいます(下の写真)。

カラマツにとまるオオマシコ

2月の末に、週末にちょうど雪が降ったので行ってみると、数人の先行者がおられましたが、和気あいあいと撮影することができました。雪がうっすらと積もったイタドリと思われる実をついばんでいました。

雪降る中のオオマシコ

地面に積もった雪の上に落ちているイタドリやヤマハギの実を食べている個体もいます。下の写真には3羽の♂が写っています。

雪上のオオマシコ

さらに、同じ場所に翌2010年の12月に行きましたが、この頃になると人がすごく増えていました。それでも、上まで登る方は多くなかったので、たまたま人がいないところのヤマハギを必死に食しているオオマシコをじっくりと撮影することができます。このときは、すでにハイアマチュア向けのデジカメとレンズも単焦点の300mmとテレコンバーターを買っていました。撮影スタイルが三脚を立ててのじっくり型ではなく、歩き回っての撮影なので、大砲レンズは持てません(高くて手が出ないのが本当の理由です)。下の写真はそのカメラレンズで撮影していますが、画質を落としてアップしているので、上の写真と大差はないかもしれません。

ヤマハギの実をついばむオオマシコ

上の写真は♂ですが、下の写真は♀を撮ったものです。

オオマシコ(♀)

そして、翌年2011年の正月明けにも撮影に行きました。いい天気の日向なので、高速シャッターが切れます。♀(と思われる)が、ヤマハギの細い枝にしがみついて、さらに細い枝先の実を採ろうと翼でバランスを取って体を伸ばし、

オオマシコの採餌

まさに食べようとする瞬間です。ちゃんと舌を持っています。

オオマシコの採餌2

こちらは♂が隣の枝に飛び移るところです。

翼を広げてバランスをとる

その後、数回ここを訪れていますが、林道の整備・開発工事が入り、またどういう理由かは定かでありませんが、ヤマハギの木があちこちで切られたりして、あまりオオマシコも見かけなくなったように思います。2016年以降は行っていないので、最近の状態はわかりません。なお、2012年の11月25日にもここを訪れていますが、そのとき中央高速の笹子トンネルを利用しています。その約1週間後の12月2日に、崩落事故が起こったことはご記憶にあると思います。事故を知った時には、恐怖感と安堵感の両方の何とも言えない気持ちになりました。
次回は、その他の場所で撮影したオオマシコを紹介したいと思います。

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