冬の野鳥2 イスカ(その2)2025年12月30日 21:10

2015年の冬は信州中央部の林道に初めて行きました。2月で車はすでに通行止めになっていましたが、スノーモービルが積雪のある道路を行ったり来たりしていて、樹上に野鳥を見つけても降りてくる気配はありません。なお、あとで調べたらスノーモービルは一般道路は通行できないようなので、遠慮する必要はなかったです。
昼を過ぎてもう帰ろうと入口の方に戻っていくと赤い鳥が数羽飛び交っています。イスカです。

最初に目に入ったイスカ

遠くへ行かずに1本の木の枝から枝へ飛んでいる雄がいました。それなりに撮れた飛びものは、この後ろ姿だけです。

枝から枝へ

そして、まったりしてアクティブではなくなりました。帰る時間もあり、ここの大体の様子がわかったのでこの時は(この年は)ここまでの撮影でした。

まったり

翌2016年の2月、同じところに行き、一通り冬鳥を撮影して帰ろうとしたら、また入り口近くでイスカを発見。写真を撮って拡大すると、右は赤い雄、左は・・・、んー、グレーっぽい縞々。どうもこれがイスカの幼鳥のようです。初めて見ました。

右は♂左は?

別の写真を引き伸ばすと、交差する嘴と縞々模様がよくわかります。

引き伸ばし写真 幼鳥?

このときは、これ以上の写真を撮ることはできませんでした。
調べてみると、イスカは冬に繁殖することが多いらしい。餌となる松の実がなったあとに子育てをするためで、その地域や松の種類により異なる実り具合により繁殖時期を調節する能力があるとのことです。従って、冬鳥として日本でも繁殖する場合もあるし、場所によっては夏も留まることもあるようです。
ちょうど1年後にもここを訪れました。そして、また幼鳥を見ることができました。羽の色を除けば、形は大人とそんなに変わりはありません。

1年後にも幼鳥がいました

近いところの枝のこちらに止まってくれました。

いいところにきてくれた

ファッションショーのように回ってくれます。

バックスタイル

道路脇にまで来てくれます。

さらに近いところに

そして木に戻ると母親がやってきて、給餌をしました。やはり幼鳥です。

枝に戻ると母親が来て

ちょっと角度が悪かったようで、口元が見えません(残念)。

給餌

こぼれた餌でも舐めているのでしょうか。

こぼれた餌を舐めている?

近くにいたので、これが父親なのだと思いました。

たぶん父親

その年の11月の末に訪れた時の写真です。群れが飛んできてこの松の木に止まりました。

群れの木どまり

1ヶ月後に再度行ったときは、雄雌をアップで撮影できました。

近いところに雄

近いところに雌

最後は、河口湖近くの有料で観察できるところから遠くないところの林で撮影したものです。2018年の5月です。いつもいるわけではありませんが、声を頼りにすれば見ることが可能です。

カラマツの新芽で採餌

そして2021年の5月、すぐそばの別の池のある公園で、水飲みに来るイスカの写真です。まずは、雌です。先にいたビンズイが威嚇していますが、意に介しません。

水飲みに降りたイスカとビンズイ

次に、雄2羽がやってきました。

水飲みの雄2羽

雌がもっと近いところに来ました。

水飲みの雌

以上、2009年に初見して以来、比較的あちこちで見ることができたと言えます。人をあまり恐れない、声を出してくれる、梢など見やすいところに止まる、などが理由と思います。もう一つ、あちこちを歩き回った、というのも大きな理由だと思います。

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