若き日の山22025年05月15日 17:39

前回の「若き日の山1」の八方尾根を下山した後、友人と2人であっちこっちを回って帰りました。まず、展望がいい、と山のガイドブックに紹介されていた入笠山に行ってみようと林道を走りましたが、途中で積雪が多くなり、そこで断念しました。さすがに、4月に入ったばかりでは、2000m近い山の山腹は残雪が豊富でした。途中で、夕日が沈むころに見た八ヶ岳(横岳)の夕照が下の写真です。地層というか、岩壁の構造というか、その雪の付き方が何となく、ヒマラヤの写真(ローツェだったかな)に似ているように見え、望遠レンズで撮影しました。古いリバーサル写真なので多少色味が変わっているかもしれませんが、記憶ではこんな色でした。なお、この山行(旅行)で使用したフイルムは、エクタクローム64だったと思います。

八ヶ岳(横岳)

翌日は、夜叉神峠方面に登ってみました。トンネルの手前の駐車場までは、車で行けたように思います。夜叉神峠から、さらに杖立峠あたりまで歩いたような気がします、たぶん。下の写真は、夜叉神峠あたりで北岳を撮影したものと思います。見よう見まねで、偏光フィルターを付けて撮影したらしく、空の濃度が上がり、雪山がくっきりと写っているというか、やり過ぎですね。

夜叉神峠からの北岳

そのあとは、富士山を撮影に富士五湖界隈を車で回りました。車中泊をして、夜の山中湖から富士山と月(ほぼ満月)を撮ってみました。白川義員の「アマダブラムと月」を思い浮かべながら、場所と時間を調整して、撮影しました。ダイヤモンド富士のようにはなっていません。右上の剣が峰のあたりに、当時はまだあったレーダードームらしきものが突起として認められます。

富士山と月

山登りの練習とものまね撮影の旅でしたが、若い時だからできたことだと思います。50年近い昔の話なので、記憶違いがあるかもしれませんが、ご了承ください。なお、リバーサルのスライドからのデジタル化のやり方については、いずれあらためて書きたいと思います。

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