若き日の山13 東尾根から赤石岳2025年09月27日 17:35

赤石岳に東尾根から登ったのは、赤石岳の頂上を最初に踏んでから7年後でした。9月の下旬、紅葉のシーズンに車で畑薙第一ダムのゲート前まで行き、そこから東海フォレストのバスに乗って椹島まで行きます。このときは家内と2人の山行です。朝、ゲート前駐車場に着いてバスが来たのですが、満員で、車掌から「すぐ後にもう一台来るから」と言われて待っていると確かに来ました。しかし、100mほど手前で止まったまま、なかなかこちらに来ません。バスまで歩いて行くと、なんとタイヤがパンクしたとのことです。パンクを修理(タイヤ交換?)したバスに乗ったのか、別のバスが来たのかは記憶にありませんが、かなりの時間待ったことだけは確かです。お昼少し前に椹島に到着しました。腹ごしらえをして、歩き始めたのは当然昼を過ぎています。赤石小屋まで標高差1400mくらい、一般コースタイム5時間の行程です。何とか4時間ほどで小屋に着き、すでに食事を始めている先行の方々の間のスペースを見つけて場所を確保できました。なお、小屋は営業していましたが素泊まりのみでした。
翌朝、モルゲンロートと言うには少し遅い時間の小屋付近からの撮影が下の写真です。フィルムはフジクロームのISO50のもの(RFPと呼んでたかな)です。まだベルビアが出る前です。この頃のリバーサルは褪色も少なく、きれいに保存されていました。デジタル化も苦労しません。

赤石小屋から朝の赤石岳

小屋を出発して30分ちょっとで富士見平に着きます。東尾根の上部、小赤石から赤石岳への稜線および東斜面のカールがきれいに見えます(下の写真)。いい天気です。

八合目富士見平から赤石岳稜線

北の方を見ると、荒川三山がすっきりと望めます。よく見ると右の悪沢岳の頂上付近は少し雪化粧しているようです(下の写真)。

富士見平付近から荒川三山

下の写真は小赤石と赤石岳の間の稜線に出てこれから登る赤石岳を見上げたところです。全体に雲がかかってきました。

赤石岳への登り

そして赤石岳の頂上に着きました。登ってきた赤石東尾根と小赤石岳を振り返ります。荒川三山は雲に隠れてきました。

赤石岳から小赤石岳・東尾根

赤石岳周辺には、下の写真のように「石剣」が多く立ち並んでいました。赤石岳も信仰の山なんですね。

赤石岳山頂付近の石剣群

赤石岳を堪能した後、荒川三山方面に向かいます。紅葉した荒川のカールを横切って、草紅葉やライチョウを楽しみながら、荒川中岳に登りました。そして、前岳はスルーして悪沢岳に着きました。この間、時々ガスが湧いていたこともあり、記念写真用のコンパクトカメラの撮影が主で、リバーサルの撮影はほとんどなかったようです。デジカメと違ってフィルム代がかかるので、とりあえず撮っておこうができません。下の写真は、悪沢岳を過ぎて、丸山あたりから撮影した万之助カールだと思います。悪沢岳の北東斜面に広がる大きなカールです。降りてみる元気はありませんでした。

万之助カール

この日は千枚小屋に宿泊しました。次の日の写真、「夜明けの千枚岳からの赤石岳」は続編で紹介します。