富士山の野鳥 コマドリ2025年08月29日 22:10

野鳥の中で、私はコマドリが一番好きなのだと思います。重い足で山を散策中にそのさえずりを聞いた時、あるいは実際にその姿を見たとき、うれしさが一気に込み上げます。野鳥撮影を始めて最初に見たのはもう15年以上前、富士山の少し奥まったところです。標高は1500~1600mくらいでしょうか。少し離れているところからもさえずりが聞こえました。三大鳴鳥(ウグイス、オオルリ、コマドリ)と言われるだけあってよく響き渡ります。その鳴き声の方向に静かに近づいてみると1羽動くのがわかりました。カメラで覗くと、子育てをしているらしく、嘴に虫をいっぱい挟んでいます。虫の苦手な方は下の写真をクリックしないで下さいね。
当時のカメラは初心者向けデジタル一眼、レンズは70-300の安いズームレンズであり、テレコンをつけたのでマニュアルフォーカスとなり、当然手持ち撮影なので、きれいには撮れていません。何枚か撮影する中、移動しないので巣は近いのでしょう。そっとその場を離れました。お邪魔してすみません。

コマドリ1

その後、富士山の同じ標高くらいのところ何ヶ所かでコマドリを見ることができました。カメラはキャノンだったのですが、まずレンズを単焦点の300mmに変えました。歩き回っての手持ち撮影なので、重いレンズは無理でした。F4の明るさになったので、1.4倍のテレコンをつけてもオートフォーカスが可能でした。(ただ、いつも合焦してくれるとは限りません)

コマドリ2

次に、カメラ本体を変えました(7D)。背景が悪くても、ともかく出てきてくれれば撮影です。

コマドリ3

登山道を歩いていた時に左の谷からさえずりが聞こえてきたので、そちらにシカ道を踏み分け、しばらく待つといいところに出てきてくれます。今は、マダニが怖くてなかなか踏み分けられません。

コマドリ4

下の写真は、車道を歩いていた時、すぐそばで鳴き声が聞こえたので様子を見ると、目の前に出てきてくれました。背景も光線も条件が良くありませんが、つぶらな瞳が見えると、うれしくなります。この個体、すごく太っています。写真のコマドリはすべて雄です。

コマドリ5

上記以外の場所でも撮影できましたが、笹枯れが進んでからは、あまり目にしなくなりました。