ヒメリュウキンカ2025年03月11日 22:41

ヒメリュウキンカ(スマホ撮影)
ウォーキングコースにある早咲きの桜がほぼ満開になりました。河津桜でしょうか。
足元を見ると、黄色い花があり、どうもヒメリュウキンカのようです。イギリス原産の帰化植物とのことです。山の湿原でよく見られるリュウキンカは、キンポウゲ科リュウキンカ属ですが、こちらはキンポウゲ科キンポウゲ属だそうです。キンポウゲの仲間はきれいなものが多いですが、毒があるものも多いですね。トリカブトは有名ですが、南アルプス北岳の固有種キタダケソウも毒があるらしいです。

アメリカヒドリ2025年03月13日 14:51

アメリカヒドリ(♂)とヒドリガモ(♂3、♀1)
今年も近所の小さな川にアメリカヒドリが来ました。毎年、ヒドリガモに混じって1~2羽見かけます。今年は、約50羽のヒドリガモの中に、きれいな個体のアメリカヒドリの雄がいました。目の後方の光沢のある緑色が特徴です。ヒドリガモとの交雑種も多いとのことですが、写真の個体は私がこれまで見た中でも純粋種に近いような気がします。雄は一目見ただけでだいたい区別がつきますが、雌は細かく見ないとよくわかりません。
毎日の単調なウォーキングでも、こういう発見があるとうれしくなります。

高額療養費2025年03月27日 15:49

順不同ですが、花・鳥・山は記事に書きました。残る知はなかなか難しい・・・。
最近の政治のニュースで、高額療養費制度が話題になりました。私の世帯でも1度だけ経験したことがあります。もう40年近く前になりますが、家内が脳の手術を受けて1ヶ月入院・治療・リハビリしたときに、当然、医療費はかなりの額がかかりました。当時は確か自己負担8万数千円/月を超えた分が後で返還されました。この制度を知らなかったので、喜びというか驚きというか、ともかく保険というのはありがたいものだと思ったのを覚えています。しかし、私自身は入院したこともなく、結果として長期的にみると、健康保険も医療保険(民間)も支払い分の方が圧倒的に多いと思います。生命保険は60歳で払い込みが満了していますし、60歳以降は、医療保険にも入っていません。
健康保険制度は、みんなが納める保険料と、本人負担以外の医療費(高額医療の還付を含む)の総額がバランスがとれている必要があります。年金は本人が支払った額ともらえる額にある程度の相関がありますが、健康保険はどうでしょうか。もともと互助精神に基づくものなので、損得で考えるものではないのかもしれませんが、もうちょっと仕組みを見直してもいい時かと思います。
ところで、高額療養費のニュースでは、抗がん剤の費用の例が出ていました。新薬は、その開発に膨大な時間と費用が掛かると言います。そして、その権利は、特許などの知的財産権で保護されることになります。一般的には、特許の権利は出願から20年で、薬の場合はさらに5年延長することができます。しかし、現実的には、各種の試験や治験が必要で、新薬として承認され、発売できるまでにはかなりの年月を要します。上記の例での抗がん剤は「なんでこんな高いの?」と思いますが、こういう事情を考えると、まあ仕方ないか(そうでないと開発することすらできない)とも思います。
新薬の価格を抑え、かつ、開発を奨励する制度ができないものかと思いますが、今の日本の経済状況では難しいか・・・。